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Yonbun Drama Collection　始動！

館長あいさつ　

　四日市にもっと「演劇」をという市民の方のご希望にお応えして、四日市市文化会館では、今年度に「Yonbun Drama Collection」ー３つの公演と７つの演劇ワークショップとセミナーを開催いたします。演劇は、生の人間が舞台という場所に上がり、そこで「役」の姿がどのようなものかを表現します。一瞬一瞬の間に、舞台上の役者と観客がひとつの空間をかもしだし、時には役者の舞台上での考えを共有することもあります。

　今回の「Yonbun Drama Collection」では、そういった一体感をより身近に感じていただく為に１ホールの舞台上に客席をつくらさせていただきました。演劇の持つすばらしい魅力をこの機会にぜひ感じ取っていただければ幸いです。

さらに、この「Yonbun Drama Collection」では、四日市の演劇シーンを支える次代の人材を育成するため、様々なワークショップ、演劇セミナーも併せて開催いたします。ぜひ多くの皆様に四日市市文化会館に足をお運びいただき、豊かな時間を過ごしていただけますよう、劇場スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。

四日市市文化会館竹野成記

Yonbun Drama Collectionとは?

　Yonbun Drama Collection（通称よんドラ）は、四日市市文化会館が平成27年度に創設した演劇シリーズです。東海地区で活躍する天野天街氏（年王者舘主宰）が演出する３作品の上演と、大人から子供まで誰もが参加できるワークショップ、講座、そして、舞台の裏方しか知らない楽しさ、大切さも体験できる美術ワークショップなど、多様なアングルから演劇にアプローチができます。

なぜ天野天街？

　東海地区出身で鬼才と謳われる演出家であり、いち早く映像を舞台装置に取り入れた先見性、完全暗転から突然出演者が現れる、一度見たら決して忘れられない演出など、生の舞台でしか味わうことのできない様々な手法を使い、時代をリードしてきた天野氏。彼を四日市で取り上げることで、四日市の演劇文化がさらに発展できると期待します。